こんにちは、お部屋をキレイにしてハッピーになれる片付け情報をお届けしています、くりはぴです。
PCリサイクル法により、簡単に廃棄・処分できなくなったパソコン。
今回は、この法律に従ったパソコンの廃棄・処分する方法をご紹介いたします。
メーカーに回収してもらうメリットとは?
PCリサイクル法に従って処分することのメリットは、
- 国の認定を受けたメーカーだから安心できる
- 情報の漏洩にもちゃんと配慮されている
- パソコンは郵便局のゆうパックで配送されるので、全国対応で安全に再資源化センターまで届けられる
と、安心・安全が確約された処分方法が最大のメリットです。
他にも方法はいくつかありますが、安全性ならこの方法が一番です。
パソコンの処分の流れ
では、実際に不要になったパソコンをメーカーで処分してもらうにはどのような流れなのでしょうか。
▼パソコン処分の流れ
- 処分する物が回収の対象かどうかを確認
- PCリサイクルマークの確認
- パソコンメーカーに申し込む
- 郵送の手続きを行う
手順としては、ざっと4つほどです。
では詳しく見ていきましょう。
Step1 処分の対象機器かを確認する
まずは、処分するパソコンを「PCリサイクル法の対象と対象外の機器」で確認しましょう。
- マウス
- キーボート
- 電源コード
などといった標準の付属品も回収の対象になりますのでかき集めましょう。
Step2 PCリサイクルマークの確認
廃棄処分するパソコンに「PCリサイクルマーク」があるか確認しましょう。
実際は、カラーとは限りませんので注意してください。
マークがあれば、リサイクル料金は無料で回収されます。
マークがない場合は、料金が発生しますので金額を確認しておきましょう。
Step3 パソコンメーカーに申込む
次に、パソコンメーカーに直接申し込むのですが、ほとんどのメーカーはネットで申し込むことができます。
ネットでは365日24時間受付していますが、対応は休日明けからになります。
各メーカーの窓口はパソコン3R推進協会のホームページから調べることができます。
メーカーが見当たらない場合は、すでに倒産しているか事業撤退している可能性があります。この場合は、パソコン3R推進協会が有料で回収していますので、協会へご連絡ください。
自作パソコンも同様です。
一般社団法人 パソコン3R推進協会
TEL: 03-5282-7685
>お問い合わせフォーム
Step4 郵送の手続きをする
メーカーに申し込みが完了すると、「エコゆうパック伝票」が送られてきます。
処分するパソコンは自分で梱包しなければいけません。
簡単な梱包でもいいので、箱にパソコンをつめて伝票をはりましょう。
※緩衝材などは入れなくても大丈夫です
■梱包時の注意点
デスクトップパソコンとディスプレイや、複数台のパソコンを梱包する時は、少し手間ですが1台ずつ梱包しましょう。
ただし、マウスやキーボードなどの標準の付属品は一緒に入れてもOKです。
配送の準備ができたら、郵便局で集荷をお願いするか、直接持ち込んで配送しましょう。
※持ち込む際はコンビニ・簡易郵便局・郵便局以外のゆうパック取扱所では取扱いはしていません。
ゆうパック集荷の申込み |
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■ネットで申し込む
■電話で申し込む 集荷専用番号:0800-0800-111(固定・携帯電話とも無料) |
あとは、郵便局が再資源化センターに配送してくれますので手順としては以上となります。
意外と手間がかかる方法ではありますが安心面と安全性を考慮すれば仕方ないのかも知れません。
とは言えやることは箱に詰めて送るだけです。
リサイクル料金はいつ支払うのか?
もし、処分するパソコンが古かったり、自作のパソコンだったりした場合はリサイクル料金(回収再資源化料金)がかかります。
支払い方法として、
- 郵便振替
- コンビニ振込
- クレジット決済
があります。
この料金の支払いは、Webで申し込む時に選択することができます。
そして、メーカーに申し込んだ後に「払込票」などが郵送されます。
その伝票で料金を支払うと、メーカーからエコゆうパック伝票が送られてくる仕組みになっています。
クレジット決済で支払う場合は払込票は郵送されず、エコゆうパック伝票が郵送されるときに自動的に処理されます。
データ削除は大丈夫?
パソコンを処分する前に必ず確認してもらいたいことが「データ削除」です。
パソコンなど電子機器は個人情報の宝庫です。
何も知らないでそのまま処分すると、知らない間に個人情報が流出してしまう…
という可能性もあります。
例え、データ削除を謳っていても一度自分で初期化することを強くおススメします。
データ削除は私たちユーザの責任において消去することが重要とされています。
パソコン3R推進協会や電子情報技術産業協会などでもデータ削除をするように注意されています。
自分の身は自分で守る。
データ消去はやり過ぎて損はありませんで必ず削除しておきましょう。